やすきがいった日

やすきが三浦に旅立つ予定の日の朝、
僕はというと風邪らしきものをひいた。
初日は頭痛と吐き気(2回吐いた)。
2日目は頭痛とだるさ。
3日目にいやいや病院に行って、
4日目は1日フィッシュマンズの評伝を読んでいた(読み切った)。

風邪のようなものをひいている間に、カロリーメイトゼリーのグレープフルーツ&ライム? みたいな味を試した。
たいしてうまくはなかった。
が、デザインはかっこいいんだな、これが。
かっこいいパッケージのパウチ入りゼリーを吸っているオレ=イカしたライフスタイル、が意識された。
単純なオレ。
が、吸っている時点で実はかっこわるいのだが・・・・・・。

やすきとは喫茶レインボーで出会った。
もう7、8年も前だ。
当然と言えば当然だが、当時の彼は今よりも夢見がちな青年だった。
彼が神戸に行く前だ。
その後彼は神戸に引っ越し、僕は水俣に引っ越した。
人のことは言えないが、彼はいつの間にか津山に帰ってきていた。
そしていつの間にか「hatis360°」というカフェをやり始めた。
他に類を見ない画期的なカフェだった。
が、また彼ときたらいつの間にか三浦(神奈川)への移住計画を進めていた。
彼は、体は大きいが小回りがきくのだ。
と、車のセールスマンみたいなことの一つも言ってみたくなる。

僕がむかし見た三浦はキャベツ畑ばかりの場所だった。
いまどんな感じだろう?
彼からの便りを気長に待ってみよう。